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空手の主要団体&連盟 一覧  最新の大会情報も随時更新

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多彩な武道の結集と競技の舞台

空手は世界的にも人気のある武道で、日本国内だけでなく世界中に様々な競技団体や連盟が存在します。ここでは、数ある団体や連盟の中から、主要な競技団体や連盟を紹介し、それぞれの概要と公式サイトのURL、直近の大きな大会などの情報も随時更新して紹介していきます。

世界空手連盟(WKF)

IOC(国際オリンピック委員会)に加盟している唯一の空手団体で、東京オリンピックの競技種目にもなりました。形と組手の2種目があり、世界各国の空手家が参加しています。日本では、公益財団法人全日本空手道連盟(JKF)がWKFの直轄団体となっています。

公式サイト;https://www.wkf.net/

WKF

大会情報

●2024年1月12日から15日にギリシャのアテネで国際大会「Karate1 Series A – Athens 2024」が開催されました。

大会結果;日本の5人の選手全員がメダルを獲得。男子個人形で池田竜晟選手が初優勝し、女子個人形では三島きり選手が3連覇。他にも町田康裕選手と北口歌桜選手が銀メダル、八頭司恭仁選手が男子組手で銅メダルを獲得。池田と三島は世界ランキングのトップ10に入りとなりました。

【日本選手の結果】 

  • 女子個人形:三島きり(アサヒフォージ)金メダル
  • 女子個人形:北口歌桜(同志社大学)銀メダル
  • 男子個人形:池田竜晟(劉衛流龍鳳会)金メダル
  • 男子個人形:町田康裕(西濃運輸) 銀メダル
  • 男子組手-60kg:八頭司 恭仁(バルコム) 銅メダル

第13回世界カデット、ジュニア、U21空手選手権大会がイタリアのヴェネツィア近郊にあるイエソロ(Jesolo)2024年10月9日から13日に開催されます。この大会は、カデット13歳から15歳)、ジュニア16歳から17歳)、およびU21のカテゴリで競技者たちが激しい戦いを繰り広げる予定です。

WKF YouTubeチャンネルでライブ中継されることもありますので、興味のある方はご覧ください。

公益財団法人 全日本空手道連盟 (JKF)

日本の空手界において、JOC(日本オリンピック委員会)、日本スポーツ協会の加盟団体です。世界においては、IOC(国際オリンピック委員会)、世界空手連盟 (WKF)の直轄団体です。この中に全ての流派・会派が参加しています。
 

公式サイト;https://www.jk

全日本空手道連盟

大会情報


●2023年12月9日、10日に「第51回全日本空手道選手権大会」が開催されました。

男子組手個人戦: 優勝: 安藤大騎(全実連) 準優勝: 森優太(神奈川県)
女子組手個人戦: 優勝: 永井カンナ(全空連推薦) 準優勝: 中村しおり(全空連推薦)
男子形個人戦: 優勝: 西山走(前年度優勝) 準優勝: 阿部倖地(全空連推薦)
女子形個人戦: 優勝: 大野ひかる(前年度優勝) 準優勝: 東佐江子(全実連)
男子組手団体戦: 優勝: 香川県 準優勝: 東京都 
女子組手団体戦: 優勝: 京都府 準優勝: 福岡県

大野ひかる選手
大野ひかる選手 

※この大会、女子個人形で優勝した大野ひかる選手(写真)は4連覇を達成! 試合後のインタビューでこの大会を最後に引退を発表しています。

写真:大野4連覇、西山と夫婦V 空手全日本選手権 | 共同通信 ニュース | 沖縄タイムス+プラス より

●2024年 8月8日(木)〜10日(土) <Karate Week>第24回全日本少年少女空手道選手権大会(於:東京武道館)

公益社団法人 日本空手協会 (JKA)

日本の空手界において、最大の団体です。松濤館流を基本とし、伝統的な空手の普及と競技化を目指しています。

公式サイト;https://www.jka.or.jp/

日本空手協会

大会情報

●2024年 10月25日 ~27日 「船越義珍杯第16回世界空手道選手権大会」が高崎アリーナで開催されます。

一般財団法人 国際空手道連盟極真会館 (IKO)

大山倍達が創始した極真空手の団体です。フルコンタクトの空手を特徴とし、世界各国に支部を持っています。

IKO

大会情報

●2024年4月21日は「第2回オープントーナメント全日本極真空手道選手権大会」が開催されました。

結果:

【一般男子】

優 勝:重松 翔(極真会館 宮崎山下道場)

準優勝:早川 羅偉(桜 塾)

第3位:髙寺 海翔(晃 哲 會)

第4位:橋本 擁(世界全極真 志優会)

【一般女子】

優 勝:青木 杏樹(世界全極真 志優会)

準優勝:清水 由埜(桜 塾)

第3位:松田 理央(淑徳巣鴨高等学校空手道部)

第4位:増山 愛理(極真会館 東京都広尾道場)

その他結果はこちら

世界組手連盟(WKO)

タイ政府の支援を受け、タイ・パタヤでの創設されました。約33カ国80名の師範が組織を構成しています。空手道を通じて青少年の育成や国際交流を促進し、毎年タイ・パタヤで世界大会を開催しています。日本では、白蓮会館の杉原正康が日本本部代表を務め、WKOJAPANとして活動しています。

公式サイト;https://wko-japan.com/

世界組手連盟

大会情報

●2024年 1月28日は「第6回ジャパン・アスリート・カップ決勝大会」が開催されました。

 結果はこちら

一般社団法人 全日本琉球古武道連盟

古武道の大会を主催する競技団体として全日本琉球古武道連盟が挙げられます。琉球古武道と沖縄発祥の空手を普及・継承し、青少年の育成を目的とする組織で、毎年大会を主催し、技術と理念を次世代に伝えています。

公式サイト;http://jrkf.clouver.jp/

全日本琉球古武道連盟

大会情報

●2023年12月3日には全日本琉球古武道連盟共催の「ワールド琉球古武道チャンピオンシップ」が開催されました。

第七回全日本琉球古武道選手権大会  2024年6月9日に開催されました。

国際武道空手道連盟(IBKO)

国際武道空手道連盟は、全日本空手道選手権大会の開催、審判講習会の開催、 地区・地方大会の育成を通じ、加盟・友好団体の相互協力を促し、武道空手道の普及、発展、並びに青少年の育成による社会貢献を目的とし 設立された団体です。

公式サイト:https://kyokushin-worldkarate.org/jp/index.html

国際武道空手道連盟

大会情報

●2024年11月23日に「第2回ワールドカップ【型・組手】」が国立代々木競技場第二体育館で行われます。

一般社団法人 全日本実業団空手道連盟

全日本実業団空手道連盟は、空手道の普及と発展を目指す組織で、様々な大会やイベントを主催しています。主な大会には全日本実業団空手道選手権大会があり、これを通じて空手道の技術向上と普及に貢献しています。

公式サイト:JIKF Official WebSite – (一社)全日本実業団空手道連盟 (wkf.jp)

jikf
全日本実業団空手道連盟

大会情報

 ●第4回 全日本実業団空手道選手権大会

 2024年 9月 15日 (日曜日)  尼崎市記念公園ベイコム総合体育館にて開催されます。

国際オリンピック委員会(IOC)

説明するまでもなく、国際オリンピック委員会(IOC)は、オリンピック競技大会を主催し、スポーツを通じた国際的な協力と理解の促進を目指す組織です。1894年に設立され、オリンピックムーブメントの中心として、世界中のスポーツ団体や国際連盟と協力しながら、競技の公正性や選手の権利を守るために活動しています。残念ながら、2028年のロサンゼルス五輪では、パリ五輪に続き、空手は採用されませんでした。

大会情報

ダカールユースオリンピック(セネガル)
2026年10月31日 ~ 11月14日

ロサンゼルス五輪では採用が見送られた空手ですが、2026年のダカールユースオリンピックでは競技種目として採用される見込みです。特筆すべきは、ダカールがオリンピック関連イベントとしてアフリカ大陸初の開催地であることです。アフリカでの開催は、オリンピック精神の普及と若者たちへの教育機会の提供において非常に意義深いものです。ダカール2026は、スポーツを通じてアフリカの若者に希望と機会を与え、空手の普及にも寄与することが期待されています。

まとめ

日本国内および海外に存在する空手の主要な競技団体や連盟の一部を紹介しました。これらの組織は、技術の向上、競技規則の統一、大会の運営など空手界の発展に不可欠な役割を果たしています。それぞれに特色があり、武道としての精神性を重んじる団体もあれば、競技性を高めることに注力している組織もあります。彼らの活動は、空手が世界的なスポーツとして広く認知され、多くの人々に親しまれる基盤を築いています。今後もこれらの団体は、空手が文化としてもスポーツとしても、次代に継承されるための鍵となるでしょう。

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